FarPhys〜物理学と戯れて〜

物理学の解説をしているFarPhysのブログです!

MacBook Proを修理した話

今回は、物理の話ではなくMacBook Proが壊れて修理に出した話。

何が壊れた?

今回壊れたのはMacBook Pro(13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 ports)。買ったのは発売からしばらく経った2018年で、15万円以上した代物。 既に3年以上使っていて、Thunderbolt(USB-Cの差込口)の接触が悪くなって1度修理に出していました。

今回の故障は致命的でした。 普段通りzoomでの打ち合わせ中、突如電源が落ち画面が真っ暗に。慌てて他のデバイスでzoomに再接続したのですが、Macは再起動を始め…

「問題が起きたためコンピュータを再起動しました。このまま起動する場合は、いずれかのキーを押すか、数秒間そのままお待ちください。」

というメッセージ。「カーネルパニック」と呼ばれるエラーが発生していたようです。

カーネルパニック:主にUNIX系OSで発生する現象の1つで、Windowsの「ブルースクリーン」やMacOS X以降で標準実装する「パワーボタンマーク」などと同じ現象を指す。OSの中核部分であるカーネル(kernel)の実行に致命的な支障が発生することから、こう呼ばれるようになった。UNIXから派生したLinux系OSやMac OS Xにおいても、同様の状況をカーネルパニックと呼ぶことがある。(大塚商会

試したこと

さまざまなブログやApple サポートの記事を参考にして次のことを試しました。

  • システムの問題を解消するため、セーフブート(セーフモード)でMacを起動する
  • 復旧アシスタントを使ってOSの問題を解決する

ほとんどの場合はこれらを実行することで問題が解消するようなのですが、今回は何も進展がありませんでした。そして、

  • OSの再インストール

を実行。しかし再インストールの最中にMacがブラックアウトしてしまいました。

もうどうしようもない…!

これ以上できることがなかったので、Appleサポートに直接問い合わせよう…と思ったのですが、Apple Careの期限が切れておりサポートサービスを使えないことが判明。もはや修理に出すしかない!でも保障が切れているから修理費は実費になる…

そうは言っても直さない訳には行かないので、Apple のページから修理を予約。近い場所にサービスプロバイダがなかったので、車で20分ほどの距離にあるカメラのキタムラを予約しました。

いざ、修理へ

カメラのキタムラでMacの様子を見てもらうことに。お店のMacと壊れたMacBook Prowifiで繋いで、壊れ具合を確認してもらっていたのですが、

「お客様のmacとの通信が途切れました。フリーズしてしまってますね。おそらくハードの問題だと思います。」

ハードの問題、というのはMacの中に入っている基盤(ロジックボード)の故障とのこと。今回修理に出したMacBook Proのロジックボードはストレージと一体になっているらしく、ロジックボードを交換するとストレージも交換する必要があると言われました。当然保存していたファイルなどは復元できません(バックアップを定期的に取っていたので大きな影響はありませんでしたが、もしバックアップしていなかったら…恐ろしい)。

そして気になるお値段ですが…61,300円!!!衝撃です。しかしMacBook Pro一台の半分以下の値段なので、直す方が良いか…と思い修理をお願いしました。

修理、そして受け取り

修理に出したのは水曜日の夕方。そして土曜日の昼にカメラのキタムラから電話が。

「修理が完了したので、受け取りに来てください」

早い…!実質2日半で修理が終わったのです。代わりのPCを準備していなかったので、修理が早く完了して助かりました。

修理代は見積もり通りでした。故障の原因は結局わからなかったのですが、これからも大事に使っていこうと思います。(終)

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修理報告書と返ってきたMacBook Pro